四半期統計(2026年1~3月期)

2026年4月24日リリース

プレスリリース
(―社)日本ロボット工業会
調査・統計部会

マニピュレータ、ロボット統計 受注・生産・出荷実績
2026年1~3月期【会員ベース】について

調査概要

本統計調査は、当会の産業用ロボット月別統計調査を基に作成したもので、当会の正会員及び賛助法人会員対象企業による実績である。

業況

2026年1~3月期は、受注額が対前年同期比41.0%の増加、生産額が同22.9%の増加と、それぞれ大幅な増加となった。受注状況をみると、マニピュレーティングロボット、電子部品実装機ともに強い伸びを示し、受注額、生産額は前四半期に続いて過去最高となった。

出荷実績をみると、国内向けは依然として勢いはなく、主要業種、主要用途で減少した。輸出は電子部品実装用が旺盛な需要を背景にけん引し、中国やタイ、ベトナムを中心としたアジア向けや、北米向けで大幅増となった。アーク溶接用やマテハン用も大きく増加した。

地政学リスクが重層化し、需要環境の不安定さは強まっているものの、世界的な自動化需要やAI関連投資、各種政策等を通して、ロボット市場の更なる成長が期待される。

受注・生産・出荷の各状況は以下の通り。

1.受注

受注台数(台) 60,412(台)(前年同期比+33.0%)【7四半期連続の増加】
受注額(億円) 2,948(億円)(同+41.0%)【7四半期連続の増加】

2.生産

生産台数(台) 52,983(台)(前年同期比+20.4%)【5四半期連続の増加】
生産額(億円) 2,442(億円)(同+22.9%)【6四半期連続の増加】

3.出荷

総出荷台数(台) 54,255(台)(前年同期比+21.4%)【5四半期連続の増加】
総出荷額(億円) 2,519(億円)(同+24.8%)【5四半期連続の増加】
国内出荷台数(台) 9,625(台)(同▲5.3%)【5四半期連続の減少】
国内出荷額(億円) 521(億円)(同▲4.0%)【4四半期連続の減少】
輸出台数(台) 44,630(台)(同+29.3%)【5四半期連続の増加】
輸出額(億円) 1,998(億円)(同+35.4%)【5四半期連続の増加】

3.1 国内出荷内訳

電気機械製造業向け
国内出荷台数(台) 3,088(台)(前年同期比▲7.8%)【5四半期連続の減少】
国内出荷額(億円) 155(億円)(同▲6.4%)【4四半期連続の減少】
自動車製造業向け
国内出荷台数(台) 2,660(台)(前年同期比▲15.8%)【5四半期連続の減少】
国内出荷額(億円) 146(億円)(同▲12.6%)【4四半期連続の減少】

3.2 輸出内訳

電子部品実装用
輸出台数(台) 4,009(台)(前年同期比+27.9%)【8四半期連続の増加】
輸出額(億円) 839(億円)(同+47.7%)【8四半期連続の増加】
溶接用
輸出台数(台) 10,155(台)(前年同期比+7.7%)【2四半期連続の増加】
輸出額(億円) 242(億円)(同+4.7%)【2四半期連続の増加】

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